北韓は、去年シンガポールで開かれた初めての米朝首脳会談以降、12基の核兵器をさらに製造した可能性があるとアメリカメディアが報じました。
アメリカの日刊紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」が現地時間の25日、国防総省の関係筋の話として報じたところによりますと、「北韓は、去年のシンガポールでの米朝首脳会談以降、12基の核兵器をさらに製造した可能性があり、現在、合わせて20基から60基程度の核兵器を保有しているとみられる」ということです。
また「トランプ大統領の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との首脳外交は、北韓が核兵器を放棄するかも知れないという希望を持たせたが、専門家らはこの間も、北韓が長距離ミサイルや核物質の生産を増やしてきたとみている」と伝えています。