日本に駐在する韓国の総領事が、部下の女性職員にセクハラをした疑いで韓国警察の取り調べを受けていることがわかりました。
外交部の関係者が28日、明らかにしたところによりますと、駐日総領事館の総領事がセクハラをしたという情報が、権利保護や救済を担当する「国民権益委員会」に寄せられ、この委員会が捜査機関に通報したということです。
この総領事は現在、韓国に帰国し、警察の取り調べを受けているということです。
最近、在外公館長のパワハラ問題などが相次いで発覚し、外交部への批判の声が高まっているだけに、波紋が広がりそうです。
韓国は日本の札幌、仙台、新潟、横浜、名古屋、神戸、大阪、福岡、広島の9都市に総領事館を構えています。
外交部は、「不正請託禁止法」違反の疑いが持たれているマレーシア駐在大使の解任を決めたほか、パワハラの疑いが持たれているモンゴル駐在大使に対しても懲戒処分を検討しています。