メニューへ 本文へ
Go Top

社会

龍山駅の徴用工像 不法施設物とされ弁償金の賦課続く

Write: 2019-07-30 10:14:38Update: 2019-07-30 10:14:48

龍山駅の徴用工像 不法施設物とされ弁償金の賦課続く

Photo : KBS News

ソウルの龍山(ヨンサン)駅広場に設置されている「徴用工像」が不法施設物とされ、設置した団体に弁償金が課されていることがわかりました。
革新系の京鄕(キョンヒャン)新聞が29日、報じたところによりますと、韓国鉄道施設公団は去年6月28日、この像を設置した「建立推進委員会」に弁償金を課すことを知らせる公文書を送ったということです。
公文書では、「国有地の龍山駅広場に不法設置した徴用工像を撤去するよう数回にわたって要請し、撤去しない場合、弁償金を課す方針を書面で通知したにもかかわらず、撤去しないでいる」としたうえで、「国有財産を無断で占拠したため、弁償金を課すことを事前に通知する」としています。
延滞金を含む弁償金は今月20日の時点で、117万1320ウォンに上っているということです。
この像は、高さ2.1メートルで、韓国の2大労働組合連合の全国民主労働組合総連盟と韓国労働組合総連盟による「建立推進委員会」がおととし8月に設置しました。
委員会は、「強制徴用の出発地」という象徴性を表すため龍山駅広場に設置したとしています。
委員会関係者は、「徴用工像が不法施設物にならないためには、ほかの場所に移すか、国有財産法を改定するしか方法がない。とても残念だ」と話しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >