11月25日と26日の2日間、釜山(プサン)で、韓国とASEAN=東南アジア諸国連合の特別首脳会議が開かれます。
大統領府･青瓦台が18日、明らかにしました。
今回の特別首脳会議は、韓国とASEANが公式的な交流を始めてから30周年を迎えることを記念するもので、これまでの友好関係を振り返るとともに、さらに関係を深めるための取り組みについて話し合われるものとみられます。
とりわけ、主要国の間で貿易問題が深刻化しているなか、韓国とASEANが市場開放や貿易拡大により力を入れ、自由な貿易や投資のために努力していくことで、ともに発展していくための方策について議論する予定だということです。
ASEANにはシンガポールやタイ、ベトナム、インドネシアなど東南アジアの10か国が加盟していますが、韓国とASEANの特別首脳会議が開かれるのは、2009年、2014年に続いて3回目です。
青瓦台の関係者は、今回の特別首脳会議について、文在寅(ムン･ジェイン)政権の発足以来、韓国で開催される国際会議としては最大規模の行事であるため、万全な準備に取り組んでいく予定だと説明しています。