安全保障上の機密情報を共有・保護するための韓日軍事情報包括保護協定（GSOMIA）について、大統領府青瓦台は、延長するかどうかについての決定を早ければ22日に行う見通しであることがわかりました。
青瓦台関係者は21日、KBSとの電話インタビューで韓日軍事情報包括保護協定の延長問題について、22日午後に開かれる国家安全保障会議での議論を経て、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が最終決定する予定だと明らかにしました。
韓国国内では日本の経済報復に対抗して軍事協定の延長を拒否すべきとの声がある一方で、韓米同盟に与える影響や韓米日の安保協力の重要性を考慮して維持すべきだとする意見もあります。
一方、与党内では軍事協定は維持しながらも、当分は情報交換を拒否するという「条件付きの延長」も有力な方策として議論されています。
韓日軍事情報包括保護協定は24日が更新の判断期限となっており、この日まで両国のうちどちらかが拒否しなければ自動的に１年延長されます。