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政治

大法院 朴槿恵前大統領とサムスン副会長の審理差し戻し

Write: 2019-08-29 15:21:43Update: 2019-08-29 18:06:15

Photo : YONHAP News

最高裁判所に当たる韓国大法院は29日、親友と共謀してサムスングループなどから巨額の賄賂を受け取ったとして収賄罪などに問われた朴槿恵(パク・クネ)前大統領(67)の上告審で、懲役25年、罰金200億ウォンの実刑判決とした二審判決を破棄し、審理を高等裁判所に差し戻しました。
収賄罪の案件と別の罪の案件を分離しなかった点が法律違反に当たると判断しました。
朴前大統領は特定犯罪加重処罰法上の収賄と強要、職権乱用権利行使妨害などの容疑で起訴されましたが、二審ではすべての容疑をひとまとめにし、朴前大統領に懲役刑と罰金刑を宣告しています。
収賄罪と他の罪を分けて改めて判決を判断することになれば、量刑は重くなる可能性が大きいとみられています。
大法院はまた、朴槿恵前大統領側への贈賄の罪などに問われたサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告(51)に対する二審の執行猶予付きの有罪判決を破棄し、審理を高等裁判所に差し戻しました。
大法院は、李被告の朴被告への贈賄額を二審より大きくとらえていて、李被告は量刑がより重くなり、再び実刑判決が出る可能性があります。
李被告は一審で懲役5年の実刑判決を言い渡されましたが、二審では執行猶予付きの懲役2年6ヶ月の判決を受けて保釈されました。
朴被告は二審判決で、李被告から受け取った賄賂額がおよそ86億ウォンと認定されましたが、李被告の判決では朴被告への贈賄額は約36億ウォンしか認めず、食い違っていました。

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