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経済

韓国、潜在成長率2.5~2.6% 高齢化などでさらに下落か

Write: 2019-09-10 09:54:59Update: 2019-09-10 10:07:46

韓国、潜在成長率2.5~2.6% 高齢化などでさらに下落か

Photo : YONHAP News

韓国銀行は、「生産性の伸び率などを示す潜在成長率が下落の傾向にあるなか、ことしの成長率は潜在成長率を大きく下回る見通しだ」とする報告書を発表しました。
韓国銀行は9日、発表した経済展望で、2019~2020年の潜在成長率は年平均で2.5~2.6%と推定されるとの結果を発表しました。
この報告書によりますと、5年ごとに推定された韓国の潜在成長率は年平均で2001~2005年5.0~5.2%、2006~2010年4.1~4.2%、2011∼2015年3.0∼3.4%、2016∼2020年2.7∼2.8%と、下落の傾向にあります。
報告書は、2019~2020年の推定値が2016∼2020年の推定値よりも0.2ポイント低くなっているのは、潜在成長率の下落傾向が最近でも続いていることを示唆すると指摘しています。
韓国銀行は「少子高齢化による生産年齢人口の急減、主力産業の成熟化、不確実性の拡大による投資不振などを踏まえれば、今後、潜在成長率はさらに下落するものと見られる」としたうえで「潜在成長率を引き上げるためには、経済全般の構造改革を通じて生産性を高めなければならない。各種の規制を緩和することで労働市場の非効率性を改善し、技術革新や資源の効率的な配分を誘導すべきだ」と分析しています。

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