文在寅（ムン・ジェイン）大統領は19日夜８時から生放送されるテレビ番組「国民が問う、2019国民との対話」を通じて国民の声に直接答えます。
この番組は、地上波テレビのMBCで１時間40分にわたり生放送される予定で、大統領府青瓦台の高旼廷（コ・ミンジョン）報道官によりますと、国民を代表する300人の出席者・パネルからの質問に、文大統領が台本なしで答えるタウンホールミーティング形式で進行されるということです。
MBCが今月10日から16日まで行った国民パネルの公開募集には、１万6000人もの申請者が集まりましたが、国民パネルの選定について、高報道官は「『小さな大韓民国』というコンセプトで、世代・地域・性別などの人口比率、高齢者・障害者など社会的弱者や疎外地域の国民に配慮して選定したと、MBC側から説明があった」と述べました。
今回の国民との対話では、韓半島の非核化や南北関係などの外交・安全保障に関する政策や、曺国（チョ・グク）前法務部長官をめぐる問題など、様々な分野から質問が出るものと見られます。
文大統領は18日、通常、毎週月曜日に行われる首席秘書官・補佐官会議を開かず、参謀らが選んだ予想質問などに目を通しながら国民との対話を準備したということです。