韓国の貿易赤字国1位は、去年も日本でしたが、赤字幅はこの16年間でもっとも小さかったことがわかりました。
韓国貿易協会によりますと、韓国の日本に対する貿易収支は、去年2019年は191億6300万ドルの赤字で、韓国の貿易相手国の中でもっとも大きな額でした。
2位は、181億1300万ドルの赤字だったサウジアラビア、3位は127億1600万ドルの赤字だったオーストラリア、4位はカタール、5位はドイツの順で、ほとんどが資源に恵まれた国や素材産業でリードしている国です。
日本は韓国にとって貿易収支の赤字幅で、2015年から5年連続で1位となっていますが、去年の赤字幅は2003年以来、もっとも小さくなりました。
これは、日本政府が去年7月から半導体材料3品目について、韓国への輸出規制を強化したことが要因とされます。
韓国の日本からの輸入額は、おととしに比べて12.9%減って475億7500万ドル、日本への輸出額は6.9%減って284億1200万ドルでした。