中道派の2人に1人は、ことし4月の総選挙で、いまの政権をけん制するため、野党候補が与党候補より多く当選してほしいと考えていることがわかりました。
世論調査会社の韓国ギャラップは今月11日から13日まで全国の成人男女1000人あまりを対象に世論調査を行ない、その結果を14日発表しました。
それによりますと、自らを中道派と答えた人のうち、「いまの政権をけん制するため、野党候補が与党候補より多く当選してほしい」と答えた人の割合は50%に上りました。
これに対して「いまの政権を後押しするため、与党候補が野党候補より多く当選してほしい」と答えた人の割合は39%でした。
全体の回答者のなかでは、野党候補がより多く当選してほしいと答えた人の割合は45%で、与党候補がより多く当選してほしいの43%を2ポイント上回りました。
「わからない」や回答なしは12%でした。
韓国ギャラップは、「去年4月からことし1月まで行った4回の調査では、いまの政府を後押しする必要があるという声が、けん制する必要があるという声を10ポイントほど上回ったが、今回初めて支援とけん制がほぼ半々となった」と説明しています。