韓国企業の62％が新型コロナウイルスの感染拡大による影響で経営が悪化すると予想していることがわかりました。
全経連＝全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院は、売り上げ上位1000社の企業を対象に、新型コロナウイルスの感染拡大による影響についてアンケート調査を行った結果を発表しました。
それによりますと、回答した企業の61.8％は、経営の悪化を予想したといことです。
なかでも中国に生産工場がある企業は83.9％が、経営の悪化を予想しました。
こうした状況が2003年のSARS＝重症急性呼吸器症候群、2015年のMERS＝中東呼吸器症候群の感染が広がったときと同じく6か月以上続く場合、ことしの売り上げは去年より8％、輸出額は9.1％それそれ減少し、中国への輸出額は12.7％減るとみられるということです。
一方、韓国政府は17日、新型コロナウイルスの感染拡大で被害を受けた航空、観光、外食業界などに4200億ウォン以上の資金支援を行う方針を打ち出しました。