韓国では新型コロナウイルスの感染者が28日午前9時の時点で、新たに256人増えて2022人となりました。
感染による死者数は13人で、前日から変わっていません。
疾病管理本部の中央防疫対策本部によりますと、新たな感染者は、南東部の大邱(テグ)で182人、慶尚北道(キョンサンブクド)で49人、そのほかの地域で25人となっていて、その多くが大邱に集中しています。
大邱では、新興宗教団体「新天地イエス教会」の信徒に感染が広がっていて、前日の27日だけで400人あまりの新たな感染者が確認されています。
今後も、感染が続出するとみられますが、大邱地域の病院は治療のための十分なベッドが足りず、入院できずに自宅で隔離中に死亡した人も出ています。
大邱市が27日に発表したところによりますと、市内で確認された感染者1017人のうち570人がベッド不足により入院できずにいるということです。