韓国では31日午前0時の時点で新型コロナウイルスの感染者数が、前日より125人増えて合わせて9786人となりました。
中央防疫対策本部によりますと、31日午前0時の時点で、感染者数は前日より125人増えて累計で9786人、死者は前日より４人増えて162人となりました。
新たな感染者の半数近くは、大邱市・達城（タルソン）郡のジェイミジュ病院で発生した集団感染によるものです。
この病院では、すでに70人あまりの感染が確認されており、その後患者53人と医療スタッフ5人の合わせて58人の感染が確認されました。
一つの病院で133人の感染が確認されたのは、これまでで最も多い120人の集団感染が確認された慶尚北道の清道デナム病院を上回る数となります。
また、入国者に対する特別検疫では15人の感染が新たに確認され、検疫での感染確認はあわせて217人となりました。
検疫を含めた海外からの感染者の流入は、518人となりました。
海外からの流入が集中した首都圏でも感染の拡大が続いており、ソウルで24人、京畿道では13人の感染が確認されました。
完治して隔離が解除された人は前日より180人増えて、合わせて5408人となり、隔離治療を受けている患者よりも、およそ1000人多くなっています。