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社会

看護師の7割 新型コロナ対応の勤務後も自宅待機できず

Write: 2020-05-28 10:21:46

看護師の7割 新型コロナ対応の勤務後も自宅待機できず

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの感染者と接触した人は、原則2週間の自宅待機を求められますが、感染者を治療する医療機関で勤務した看護師の7割が、勤務終了後、自宅待機せず、すぐに職場復帰したことが調査でわかりました。
大韓看護協会は、新型コロナウイルスの治療を手掛けている病院や感染者が入院した医療機関で勤務した看護師960人を対象にアンケート調査を行い、その結果を27日発表しました。
アンケート結果によりますと、勤務終了後、自宅待機せず、すぐに職場に復帰したと答えた人は、70.3%に上りました。回答者の55.7%は、体調不良になっても勤務を続けたと答えました。
医療従事者の感染リスクを高める主な要因は何かという質問に、過重労働による疲労蓄積と答えた人が52.6%、長時間勤務による集中力低下と答えた人は31.7%でした。
また、回答者の76.5%が、ウイルスに感染するリスクがあることについて、大きな不安を感じている答えており、感染への不安を抱えながら仕事に臨んでいることがうかがわれます。
看護協会は「過重な労働で疲れがたまれば、集中力や免疫力が下がり、感染の危険が高まる。医療従事者の健康は、患者の診療にも大きく関係するため、十分な休憩が取れるようにするべきだ」と訴えました。

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