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サイエンス

韓国防疫当局 第2波に備えて「レムデシビル」の確保が必要

Write: 2020-06-02 14:44:04Update: 2020-06-02 18:03:37

韓国防疫当局 第2波に備えて「レムデシビル」の確保が必要

Photo : YONHAP News

中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は、新型コロナウイルス感染症の第2波に備えるため、治療薬として期待されている「レムデシビル」について必要な量を確保する必要があると述べました。 
鄭本部長は1日、定例会見で、「最近、首都圏で宗教施設を中心に新型コロナウイルスの小規模な集団感染が相次いでいる。防疫ルールを守らない集会ではいつでも感染が拡大する恐れがあるため、警戒を緩めてはならない」と強調しました。
また1日の時点で韓国国内では「レムデシビル」の投与が必要な重症患者は12人だとしたうえで、今後訪れるかも知れない第2波に備えて、「レムデシビル」の必要な量を計算し、確保しなければならないという考えを示しました。
防疫当局は先月29日、アメリカの製薬会社「ギリアド・サイエンシズ」が開発した抗ウイルス薬「レムデシビル」の輸入を特例として認めることを政府に要請しています。
アメリカ国立衛生研究所(NIH)は「レムデシビル」の投与によって、患者の回復期間が15日から11日に短縮することがわかったとし、入院期間の短縮によって、病床数の確保など病院の効率的な利用が可能になると評価しています。

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