韓国の国土面積が、この50年間で2382平方キロメートル広くなったことが分かりました。
国土交通部がまとめた「地籍統計年鑑」によりますと、韓国の国土面積は去年末の時点で、10万401平方キロメートルで、記録を取り始めた1970年に比べて2382平方キロメートルも広くなりました。これはソウル汝矣島(ヨイド)地区の820倍に相当する面積です。
国土面積が増えた主な理由は、干拓事業や農業開発事業、共有水面の埋め立てによるものでした。
国土交通部は、1970年代以降、産業化と都市化に伴い、国土利用の現況も変化したとしています。例えば、山林や農耕地は5386平方キロメートル減りましたが、生活用地は3119平方キロメートル、道路・鉄道用地は1878平方キロメートル増えたということです。
一方、人口密度は、広域自治体では、ソウル、釜山(プサン)、光州(クァンジュ)の順で高く、地方自治体では、ソウル・陽川(ヤンチョン)区、ソウル・東大門(トンデムン)区、ソウル・ 銅雀(トンジャク)区が人口密度が高い地域でした。