新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため日本政府がとっている入国制限措置によって、韓日間の人の往来が途絶えていますが、日本政府は、日本に暮らす韓国人が母国の親族の葬儀などで一時帰国した際は、再入国を許可する方針を示しました。
日本の法務省出入国在留管理庁の関係者は、日本に暮らす外国人が、母国の親族の葬儀などで帰国した場合、日本政府が指定した入国拒否対象地域であっても、再入国できるようにすると話したということです。
この関係者は、一時帰国する際に、空港で出入国管理担当者に出国の理由を説明し、再入国の際には、亡くなった親族との関係を証明する書類や葬儀を行ったことを証明する書類などを提出するよう案内しているということです。
日本政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、韓国など世界129の国と地域を入国拒否対象地域に指定し、過去2週間以内にこれらの国や地域に滞在歴のある外国人の入国を原則拒否しています。