韓国北部の漢灘江（ハンタンガン）一帯が、ユネスコの世界ジオパークに認定されました。
国内の地域としては、4か所目です。
京畿道（キョンギド）は、フランス・パリで開催されているユネスコ執行委員会で、漢灘江一帯が、ユネスコの世界ジオパークに認定されたと発表しました。
今回認定されたのは、京畿道の抱川（ポチョン）市と漣川（ヨンチョン）郡、江原道の鉄原郡（チョルォン）など漢灘江の流域1165．61平方キロメートルで、ソウル汝矣島（ヨイド）地区の400倍に相当する面積だということです。
世界ジオパークはユネスコが美観や歴史・文化、生態学的、地質学的価値などを持つ地域を保全し、観光資源として活用するために指定する区域です。
現在世界41の国と地域に147か所の世界ジオパークがあり、韓国では、済州島、慶尚北道（キョンサンプクト）・青松（チョンソン）、光州（クァンジュ）市・無等山（ムドゥンサン）の3か所がすでに認定されています。
漢灘江一帯は、独特の地質と地形的価値が認められ、2015年12月に環境部が国のジオパークに認定しました。