アメリカの大手通販サイト「アマゾン」が、北韓など、アメリカが指定する制裁対象国・地域に商品を販売していたことを認め、およそ1億6000万ウォンの罰金を支払うことになりました。
アメリカのフォックスニュースによりますと、アマゾンは、北韓をはじめ、キューバ、イラン、シリアなど、制裁対象国・地域に住む現地の人や、滞在中の外国人に商品を販売していたことを認め、アメリカの財務省は、アマゾンに、13万4523ドル、およそ1億6000万ウォンの罰金を科しました。
比較的少ない額の罰金が科されたことについて、アメリカの財務省は、「制裁違反の内容が深刻でないうえ、アマゾンが、制裁違反した事実を自ら明らかにしたからだ」と説明しました。
アマゾンは、これまでの注文システムに問題があり、制裁対象国・地域で注文が可能だったとして、今後、システムを改善し、制裁対象国・地域での注文を自動で遮断できるようにする方針です。