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国際

中国外務省 金委員長の核正当化発言に「各国が対話に乗り出すべき」

Write: 2020-07-29 09:18:50Update: 2020-07-29 15:11:22

中国外務省 金委員長の核正当化発言に「各国が対話に乗り出すべき」

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「自衛的核抑止力によって、国の安全と未来は永遠に保証される」と述べ、核を放棄しない考えを示したことについて、中国外務省の報道官は、「北韓の合理的な懸念が尊重されていない」として、各国の対話が必要であると強調しました。 
金委員長は韓国戦争停戦67周年となる27日、韓国戦争の参加者を招いた「第6回全国老兵大会」の演説で、「韓国戦争のような痛みが繰り返されないよう、戦争そのものを防止できる絶対的な力を持つべきだ。信頼でき、効果的な自衛的核抑止力によって、国の安全と未来は永遠に保証される」と述べ、核やミサイルの開発を正当化しました。
これについて、中国外務省の汪文斌(おうぶんひん)報道官は28日、定例の会見で、「現在、韓半島の平和プロセスは、強硬局面に陥っている。主な問題は、北韓の合理的な懸念が尊重されていないことだ」と述べました。
そのうえで、「中国は、各国が対話と交渉を堅持し、相互の懸念について融通を利かせるよう願う。また、韓半島の非核化推進と韓半島における永久の平和を実現するためしっかり努力しなければならない」と各国に対話を呼びかけました。
金委員長は27日の演説で、アメリカについて「帝国主義」「侵略性と野獣性」などと批判した一方で、中国については「我々人民の革命戦争に手を貸してくれた中国人民志願軍の烈士と老兵に崇高な敬意を払う」と述べています。

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