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国際

米国防総省 中国けん制のため中距離ミサイルのアジア配備を検討中

Write: 2020-07-30 09:07:32Update: 2020-07-30 10:12:48

米国防総省 中国けん制のため中距離ミサイルのアジア配備を検討中

Photo : YONHAP News

アメリカ国防総省は、中国とロシアのミサイル開発状況を公開し、これに対応する必要性を示唆しました。
アメリカ国防総省は28日(現地時間)、ウェブサイトに掲載した資料で、「ロシアと中国の国防指導者たちが強力なミサイル防衛網を開発している」として、その脅威を強調しました。
また、中国が開発中の中距離弾道ミサイルについて、「ICBM=大陸間弾道ミサイルやSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルに適用できるものとみられる」と予想しています。
ロシアについても、首都モスクワ周辺に設置された弾道ミサイル迎撃システムに触れながら、「プーチン大統領の軍事力増強の一環」と評価しました。
アメリカと中国との対立が日増しに激しくなっているなか、アメリカ国防総省は中国をインド太平洋地域の最大の脅威として、これに対抗するための軍事力強化に力を入れています。
さらに、旧ソ連と結んだ中距離核戦力全廃条約(INF)を破棄し、アジア地域に中国をけん制するための中距離ミサイルを配置することも検討中だということです。
27日に、韓国の宇宙ロケットに対する固体燃料の使用制限を完全に解除する内容を盛り込んだ「韓米ミサイル指針」の改正に合意したのも、このような安全保障環境を睨んだアメリカの戦略と関連があるという分析も出ています。

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