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韓半島

北韓 豪雨のため臨津江上流の黄江ダムを無断放流

Write: 2020-08-04 09:13:05Update: 2020-08-05 10:05:49

Photo : YONHAP News

北韓は、臨津江(イムジンガン)上流にある黄江(ファンガン)ダムの水を予告なしに放流したことがわかりました。
複数の政府消息筋によりますと、北韓は3日午後現在、臨津江上流にある黄江ダムの水門を一部開放し、放流を行っているということです。
黄江ダムの水位は危険な水準にまでは達していませんが、集中豪雨に備えて事前に水位を調節するための放流だとみられています。
軍と情報当局は、複数の観測手段を通じて黄江ダムの水門開放を確認したということです。
北韓はこの日、平安南道(ピョンアンナムド)、平安北道(ピョンアンブクト)、開城(ケソン)などで500ミリを超える雨が降ると予想されていて、このため韓国当局は、北韓が黄江ダムをさらに開放する可能性が大きいとみています。
一方、北韓は黄江ダムの水門開放について、韓国側に連絡しなかったということです。
北韓のダムの無断放流では、2009年9月、韓国人6人が死亡する事件が発生しています。これを受け、南北は2009年10月に水害を防止するための実務者協議を開き、北韓側がダムの水を放流するときは事前に通告することで合意していますが、北韓はこの合意を度々破っています。

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