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政治

国防中期計画を発表 300兆ウォン投じて軽空母導入へ

Write: 2020-08-10 15:03:25Update: 2020-08-10 19:05:14

Photo : YONHAP News

国防部は、来年から5年間に、国防費300兆7000億ウォンを投じて3万トン級の軽空母を導入するほか、韓国型の防空迎撃システム「アイアンドーム」の開発に着手することなどを盛り込んだ国防中期計画をまとめました。 
国防部が10日、発表した国防中期計画によりますと、ことしの国防予算は50兆5000億ウォンですが、毎年6.1%ずつ増額し、2025年には67兆6000億ウォンに増やすということです。
国防部は増額された国防予算で、まず、首都圏を標的にしている北韓の長射程砲の脅威に対応するため、韓国型の防空迎撃システム「アイアンドーム」の開発に着手するなど、北韓のミサイルによる脅威に備えて複合・多層防御能力を強化する方針です。
2025年まで軍事用偵察衛星や中高度無人偵察機などを追加で配備するほか、超小型偵察衛星も開発します。
垂直離着陸戦闘機を搭載し、海上機動部隊の指揮鑑の役割を果たす、3万トン級の軽空母導入事業も来年から本格化します。
また兵器の搭載能力や潜航能力を向上させた4千トン級の潜水艦の建造も計画しています。
一方、国防部はことし末の時点で55万5000人となる兵員数を、2022年末には50万人に削減する方針です。
兵士の士気向上のため、兵長の給料を2025年までに96万3000ウォンに引き上げるとしています。
アメリカの軍事力評価専門機関「グローバル・ファイヤーパワー(GFP)」によりますと、韓国の国防費の規模は2020年現在、世界9位、北韓は74 位でした。

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