新型コロナウイルスによる感染症が完治したあとも、再び感染することがあると防衛当局が明らかにしました。
中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は21日、定例の記者会見で、ことし3月に新型コロナウイルスに感染した20代の女性が、4月初めに再び感染したケースと関連して、「再感染する可能性がある」と説明しました。
鄭本部長は、「この女性のケースを再感染と断定することはできないが、あらゆる可能性を考慮して検討を行っている」と述べました。
ただ、この女性は隔離措置が解除されてから6日から7日で、再び症状が現れ隔離されたため、体内で抗体が十分につくられていなかった可能性もあるということです。
鄭本部長は、「今回のケースは、新型コロナウイルスはインフルエンザと似たようなパターンを示す可能性があることを意味する」として、「新しいタイプのウイルスに晒された場合は、再感染する可能性があるということだ」と述べました。