小規模事業者の10人中9人が、ことしの上半期に続いて下半期にも売り上げが減ると予想していることがわかりました。
中小企業中央会のソウル本部が、ソウル市の小規模事業者1021人を対象に経営の実態調査を行い、その結果を27日に発表しました。
それによりますと、回答者の87.4％は、ことし下半期の売り上げが、去年の同じ時期に比べて減ると予想した一方、増えると予想した人は1.1％にとどまりました。
ことし下半期の売り上げが、上半期に比べて減ると予想した人も85.5％に達しました。
また、ことし上半期の売り上げが、去年の同じ時期に比べて実際に減ったと答えた人は89.2％で、増えたと答えた人は1.3％にとどまりました。
上半期に売り上げが減った理由としては、全体的に景気が落ち込んだからが40.1％でもっとも多く、次いでコロナ禍に不適切なビジネスアイテムや経営方式だったからが31.8％、対面を控える消費者の動向のためは17.6％でした。