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国際

韓米外相、来月8日に会談 韓米関係と韓半島情勢を議論

Write: 2020-09-30 13:52:41Update: 2020-09-30 14:12:28

韓米外相、来月8日に会談 韓米関係と韓半島情勢を議論

Photo : YONHAP News

康京和(カン・ギョンファ)外交部長官とアメリカのポンペイオ国務長官が、来月8日ソウルで会談し、韓米両国の懸案と韓半島情勢について議論することになりました。
軍事境界線付近の海上で韓国人男性が北韓に射殺される事件が起きたことで韓半島の緊張が再び高まっているなか、韓米両国が北韓との対話を促すための方策を見出せるかに注目が集まっています。
アメリカ国務省は現地時間の29日、報道資料を通じて、ポンペイオ長官が来月7日から8日の日程で韓国を訪問すると明らかにしました。
ポンペイオ長官が韓国を訪問するのは、トランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が板門店(パンムンジョム)で米朝首脳会談を行った去年の6月以来となります。
ポンペイオ長官の来韓中の具体的な日程はまだ明らかになっていませんが、自身のカウンターパートである康京和外交部長官と会談するほか、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と面談する可能性もあります。
韓米当局は、ポンペイオ長官の訪韓期間中に、防衛費分担金交渉などの懸案について議論するほか、北韓問題をはじめとする全般的な韓半島情勢について幅広く議論するものとみられます。
また、北韓が韓国海洋水産部に所属する40代の公務員男性を射殺する事件が発生したことで緊張が高まっている南北関係と、こう着状態にある米朝非核化交渉の突破口を設けるための議論も行われるか注目されています。
これに先立ち、アメリカのビーガン国務副長官はワシントンで現地時間の28日、外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長の会談したあと、記者団に対して、韓半島で引き続き外交を強化する建設的な方策や創造的アイデアについて議論したと話しました。
こうして韓米両国の外交当局者の接触が増えているほか、文大統領は今月22日の国連総会での演説で「終戦宣言」を提案しました。このためアメリカの大統領選挙を1か月後に控えた10月に、電撃的に米朝会談が行われるか、何らかの合意がなされる可能性があるとの見方も出ています。
しかし、専門家の間では、ポンペイオ長官が来韓中に北韓側と会談する可能性は高くないと見られています。
ポンペイオ長官は韓国を訪れたあと、日本を訪問し、菅義偉首相などと会談する予定だということです。

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