4日に予定されていた尹錫悦（ユン・ソギョル）検事総長の懲戒処分を決める懲戒委員会が、尹総長側の要請によって、来週10日に延期されました。 
尹総長に対する懲戒委員会は、報道機関の代表との不適切な接触など、尹総長に持たれている６つの疑惑の真相を調べるためのもので、当初今月2日に行われる予定でしたが、尹総長側の要請を受け、4日に延期された後、今回再び10日に延期されることになりました。
尹総長側は、懲戒委員会は5日以上の猶予期間を置いて期日を通知するよう、 刑事訴訟法で定められてるとして、尹総長に召喚状が届いたのは2日であるため、懲戒委員会を5日後の8日以降にするよう法務部に要請しました。
法務部は3日午後、尹総長側の要請を受け入れ、懲戒委員会を4日から10日に延期したことを明らかにしました。
法務部は、懲戒の対象者である尹総長の権利と弁護権を十分に保障するための措置であるとしたうえで、「懲戒委員会で誠実に審議ができるよう、万全を期す予定だ」と述べました。