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韓半島

北韓の金正恩氏夫人1年ぶりに登場 夫婦で公演観覧

Write: 2021-02-17 12:35:04Update: 2021-02-17 16:49:15

北韓の金正恩氏夫人1年ぶりに登場 夫婦で公演観覧

Photo : YONHAP News

北韓のファーストレディー、李雪主(リ・ソルジュ)氏がおよそ1年1か月ぶりに公の場に姿を見せました。
北韓の労働党機関紙、労働新聞は、故金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の誕生日だった16日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と李雪主夫人が平壌の万寿台芸術劇場で記念公演を観覧したと写真付きで報じました。
李氏は、去年1月25日に開催された旧正月の記念公演を観覧してから公の場に姿を現しませんでしたが、当時は中国を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大した時期と重なります。
李氏は、去年10月10日の党創建75周年記念日など、重要なイベントにも参加しなかったため、様々な推測が出ていましたが、今回李氏が再び公の場に姿を現したのは、北韓の新型コロナの防疫措置に対する自信の表れだとする見方が出ています。
一方、朝鮮中央通信は17日、金委員長が故金正日国防委員長の誕生日を迎え、平壌の錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝したと英語で報じ、金委員長の肩書きを「president of the State Affairs」と表記しました。
金委員長の肩書きの英語表記を議長や委員長を意味する「チェアマン」から、主席や大統領を意味する「プレジデント」に変えたことになりますが、金委員長の祖父、故金日成(キム・イルソン)主席の肩書きの英語表記も「プレジデント」だったため、先例に従い呼称を復元したことになります。
また、韓国の国家情報院によりますと、北韓は金委員長の肩書の英語表記を変えたほか、政治方式も先軍主義から人民大衆第一主義に変え、統治システムを強化したということです。
北韓は最近、韓国の国防部に当たる人民武力省の名称を国防省に変えるなど、国際的に通用している名称を使うことで、通常の国家というイメージを構築するための動きを見せています。

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