論文で「旧日本軍慰安婦は売春婦だ」と主張したアメリカ・ハーバード大学ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授が、「関東大地震での朝鮮人虐殺」について論じた別の論文を修正する見通しであることが分かりました。
ラムザイヤー教授が今回修正することになった論文は、イギリスのケンブリッジ大学がことし8月に発刊する学術誌に掲載される予定でしたが、この学術誌の共同編集長を務めているイスラエル・ヘブライ大学のイーロン・ハレル教授がラムザイヤー教授の論文が修正される予定だと、聯合ニュースとのインタビューで伝えました。
ハレル教授によりますと、ラムザイヤー教授は論文を事前公開するサイトから該当の論文を削除し、これを印刷する学術誌に「原文がそのまま掲載されることはない」と述べたということです。
学術誌の編集チームは、ラムザイヤー教授に非常に具体的で批判的なコメントを伝え、その後ラムザイヤー教授が、論文を修正する意思を示したということです。