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国際

北韓の核施設に新たな建造物か CNNが報道

Write: 2021-03-03 11:21:59Update: 2021-03-03 13:55:23

北韓の核施設に新たな建造物か CNNが報道

Photo : YONHAP News

北韓が最近になって、核兵器の貯蔵用と思われる施設を隠すための構造物を新たに建設したことが明らかになったと、アメリカCNNが2日伝えました。
それによりますと、CNNが入手した新たな衛星画像を分析した結果、北韓が北西部の亀城(クソン)近郊で2020年の間に新しい構造物を建設していたことが判明したということです。
亀城は、半径50キロ以内に、東倉里(トンチャンリ)ミサイル発射場や寧辺(ヨンビョン)の核施設がある場所です。
2019年12月の時点では、衛星画像に2つのトンネルの入り口が写っていましたが、2021年2月までには新しい建物のような構造物が見えるようになったということで、建造物には核兵器の貯蔵施設につながる地下トンネルの2つの入り口を覆い隠す意図があるとみられています。
CNNは、北韓が核兵器開発を続けているというシグナルを送っているものとみられると解説しています。
これについて、アメリカ政府は、「特にコメントしない」という立場を明らかにしました。
一方、アメリカのリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使は1日の記者会見で、北韓について「平和と安定にとって深刻な脅威だ」と述べ、国連安全保障理事会での議論を活発に行う考えを示しました。
トーマスグリーンフィールド大使はそのうえで、「同盟との調整による外交努力が北韓問題を解決していくうえで重要な方法だ」と述べ、同盟国などと連携して北韓の非核化に取り組む考えを強調しました。

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