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政治

ロシア外相が韓国訪問 米インド太平洋戦略への参加を懸念

Write: 2021-03-24 09:52:04Update: 2021-03-24 10:09:29

ロシア外相が韓国訪問 米インド太平洋戦略への参加を懸念

Photo : YONHAP News

ロシアのラブロフ外相が、2日間の中国訪問を終え、23日、韓国入りしました。ラブロフ外相が韓国を訪れるのは2013年以来、8年ぶりです。
ラブロフ外相は、23日から25日までの3日間、韓国に滞在し、25日には、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官と会談します。
ラブロフ外相は、韓国訪問を前にした19日に、モスクワで行った韓国メディアとのオンライン形式でのインタビューで、「韓国はアジア太平洋地域において、ロシアにとって重要なパートナーだ」と述べ、韓国外相との会談では主な議題について、アジア太平洋地域の問題について話し合う考えを示しました。
また、ラブロフ外相は、アメリカのインド太平洋戦略について、特定の国に反対するための陣営を作り、特定の国の抑制を目標としていると批判し、インド太平洋戦略が、中国と中国と協力関係にあるロシアを狙っていると指摘しました。
そのうえで、ロシアはアジア太平洋地域のあらゆる分野の発展において、ASEAN=東南アジア諸国連合が地域の中心的な役割を維持することに関心があると述べました。
ラブロフ外相のこのような発言は、アメリカのインド太平洋戦略や、アメリカ、日本、オーストラリア、インドの4か国による、いわゆる「クアッド」と呼ばれる枠組みに韓国が参加することを警戒したもので、25日の鄭長官との会談でも、この問題について言及するものとみられます。

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