メニューへ 本文へ
Go Top

社会

警察 ビックデータ活用の「犯罪危険度予測システム」運用

Write: 2021-04-30 10:17:30Update: 2021-04-30 10:51:48

警察 ビックデータ活用の「犯罪危険度予測システム」運用

Photo : YONHAP News

警察庁は、来月1日から、ビックデータとAI=人工知能を活用した「犯罪危険度予測・分析システム」を全国で運用すると発表しました。
「犯罪危険度予測・分析システム」は、地域別・時間別の犯罪危険度を10段階に分け、犯罪や無秩序行為の発生件数を予測するシステムです。
システムでは、各地域の犯罪危険度を予測するのに、警察への通報件数や警察官の数、クラブなどの遊興施設の数のほか、人口、曜日、失業率、交通事故の件数など、様々なデータを分析します。これらのデータを基に分析された危険度が高い地域について巡回が必要なルートが、パトカーのカーナビに送信されます。
また、防犯施設の状況や犯罪予防診断の結果、警察への通報履歴などを分析して、警察が犯罪が多発する地域を容易に把握できるようします。
警察が3月の1か月間、犯罪の発生率が高い一部の地域の警察署で、システムを試験運営し、犯罪予測と実際の発生件数を比較したところ、正確度は、平均で、83.1%に上ったということです。
警察関係者は「危険度が高い地域を中心にパトロールした結果、犯罪の発生と通報件数が減少する効果もあった」として、今後、長期にわたってシステムを運用し、実効性を確認する考えです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >