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経済

EVバッテリー、韓国3社シェアが下落 中国勢の躍進が影響

Write: 2021-05-04 10:18:25Update: 2021-05-04 10:59:49

EVバッテリー、韓国3社シェアが下落 中国勢の躍進が影響

Photo : YONHAP News

中国製の電気自動車用バッテリーの売上げが中国市場で急成長を遂げていることを背景に、韓国メーカー3社がグローバル市場で占めるシェアは去年より下落したことがわかりました。
バッテリーの市場調査会社「SNEリサーチ」の調べによりますと、車載バッテリーのグローバル市場で、ことし第1四半期、韓国メーカー3社が占める世界シェアの合計は30.9%で、去年の37.8%に比べて7ポイントのマイナスを記録しました。
LGエネルギーソリューションは、アメリカ・テスラやドイツ・フォルクスワーゲンなどの販売好調が追い風となり89.3%成長しましたが、シェアでは24.6%から20.5%へと落ち込みました。
また、サムスンSDIのシェアは7.7%から5.3%、SKイノベーションは5.5%から5.1%へとそれぞれ下落しました。
背景には、中国製バッテリーの急成長があります。
中国は、去年の第3四半期から回復し始めた電気自動車の売り上げが、ことしはさらに加速化し、内需の拡大に後押しされた中国バッテリーメーカーが躍進しました。
とくに、去年の同じ時期、17.0%でシェア3位だったCATLは、搭載されたバッテリーの総電力量が15.1GWhを記録し、31.5%で世界シェア1位になりました。
市場調査会社SNEリサーチは、「当分の間は中国市場の回復傾向が続き、CATLをはじめとする中国勢の海外市場への進出が拡大することで、韓国メーカー3社の地位は不安定になる可能性がある」と分析しています。

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