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文化

サムスンの故李健熙会長のコレクション 国立現代美術館で8月から展示へ 

Write: 2021-05-07 14:36:28Update: 2021-05-07 14:39:52

サムスンの故李健熙会長のコレクション 国立現代美術館で8月から展示へ 

Photo : YONHAP News

去年10月に死去したサムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長の遺族が国立現代美術館に寄贈した美術品は1488点で、韓国抽象美術の先駆者、劉永国(ユ・ヨングク)と韓国の国民的画家と呼ばれる李仲燮(イ・ジュンソプ)の作品がもっとも多いことがわかりました。
国立現代美術館は7日、故李健熙会長が寄贈した美術品1488点の内訳を公開しました。
寄贈品は、韓国の近現代美術作家238人の作品1369点と、海外の近代作家8人の作品119点で、近代作家の作品の割合がおよそ58%でした。
なかでも、劉永国の作品が187点、李仲燮の作品が104点ともっとも多かったということです。
国立現代美術館は8月からソウル館で、「李健熙コレクション」の展示を開催する予定で、これを前に7月に開幕する徳寿宮(トクスグン)館の展示でも一部を公開する予定だということです。
国立現代美術館によりますと、1000点を超える寄贈は今回が初めてで、今回の寄贈が近代美術コレクションの質と量を飛躍的に向上させたということです。
また、従来から所蔵していた8782点に今回の寄贈品を合わせて1万点を超える作品を所蔵することになったということです。
寄贈された作品は果川(クァチョン)館に保管され、今後「李健熙コレクション」として美術館のホームページで公開される予定となっています。
一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が先月28日、李健熙会長の遺族が寄贈することにした美術品2万3000点あまりを展示する施設を設ける方案を検討するよう指示したことを受け、各自治体が李健熙コレクションを展示する美術館の誘致を相次いで発表しています。

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