中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は18日までに、528人が新たに確認され、累計で13万2818人になりました。一日の感染者が500人台になったのは先週火曜日以来、1週間ぶりです。 
新たな感染者528人のうち、国内での感染は506人で、残りの22人は海外からの入国者でした。
地域別に見ますと、ソウル169人、京畿道（キョンギド）134人、仁川（インチョン）16人と、首都圏だけで全体の63%に当たる319人でした。
死者は1人増えて、合わせて1904人になり、韓国の致死率は1.43%人になりました。
全海澈（チョン・ヘチョル）行政安全部長官は、18日の中央災害安全対策本部の会議で、「全国に占める首都圏の感染者数の割り合いは、15週連続で60~70%台で推移している。1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す『実効再生産数』は先週、全国で0.99だったのに対して、首都圏は1.03と、再び1を上回った」として、首都圏での感染が拡大傾向にあることへの懸念を示しました。
また家族や知人の集まりなどでの個人的な接触による感染の割り合いが、46%と、集計を始めた去年8月以降、もっとも高くなったとして、不要不急の集まりを控えるよう呼びかけました。
政府は、24日から3週間適用される感染対策「社会的距離の確保」のレベルの調整案を、21日に発表する予定です。