朴槿恵(パク・クネ)前大統領への贈賄罪などで収監中の李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が、8月15日の「光復節」に合わせ仮釈放される可能性があるという見方が出ています。
法務部は最近、全国の矯正施設から、来月に仮釈放審査を受ける予備審査対象者の名簿の提出を受けました。対象者は来月初めに開かれる仮釈放審査委員会を経て最終的に仮釈放されるかどうかが決まります。
こうしたなか、一部のメディアは、今回提出された仮釈放予備審査対象者の名簿に李副会長が含まれていると報道し、8月15日に光復節に合わせ李副会長が仮釈放されるのではないかという見方が出ています。
これについて、法務部は、対象者名簿に李氏が含まれているかどうかは、個人情報に該当するため明らかにできないとして、回答を控えました。
李副会長は朴槿恵(パク・クネ)前大統領などへの贈賄罪などに問われ、ことし1月の差し戻し控訴審で懲役2年6か月の実刑判決が確定し、服役しています。8月になれば刑期の6割を経過し、仮釈放の対象になる条件を満たすことになります。