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文化

8000m峰14座登頂の故キム・ホンビン氏に体育勲章授与

Write: 2021-08-04 12:26:01Update: 2021-08-04 15:25:31

8000m峰14座登頂の故キム・ホンビン氏に体育勲章授与

Photo : YONHAP News

黄熙(ファン・ヒ)文化体育観光部長官は4日午前、8000メートル峰14座登頂に成功した直後、下山途中に遭難した故キム・ホンビン氏の葬儀が行なわれている光州(クァンジュ)市のヨムジュ総合体育館の葬儀場を訪れ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の代理で体育勲章青龍章を授与し、遺族と同僚たちに慰めの言葉を伝えました。
キム・ホンビン氏は現地時間の先月18日午後5時ごろ、世界で12番目に高い中国・パキスタン国境の山ブロード・ピークに登頂したあと、下山途中に遭難し、行方不明となりました。
キム・ホンビン氏は、1989年にエベレスト遠征登山に挑戦してから、本格的に登山家としての活動を始めました。
1991年には北米最高峰マッキンリー山で遭難し、両手の指すべてを失いましたが、その後も国内外の山岳に登頂し続けたほか、アルペンスキーと自転車の選手としても活躍し、障がいを克服しました。
特に、2006年から本格的に始めたヒマラヤ8000メートル峰の14の山すべての登頂にチャレンジし、ことし7月にブロード・ピークの登頂に成功したことで、障がい者として初めて8000メートル峰全14座登頂という偉業を成し遂げました。
体育勲章は、体育の発展に功績を立て、国の地位向上と発展に貢献したアスリートに授与される勲章で、青龍章は1等級の勲章にあたります。
故キム・ホンビン氏には、2012年に3等級の「巨象章」が授与されているため、今回が2回目の勲章となります。

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