メニューへ 本文へ
Go Top

政治

文大統領、モザンビークガス田事業の「FLNG」命名式に参加

Write: 2021-11-15 14:54:06Update: 2021-11-15 16:52:24

文大統領、モザンビークガス田事業の「FLNG」命名式に参加

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、モザンビークのガス田事業に参加するフローティングLNG=FLNG船舶の命名式に参加しました。
韓国南部・慶尚南道(キョンサンナムド)巨済(コジェ)にある造船大手・サムスン重工業の造船所で行われた命名式には、文大統領夫妻のほか、モザンビークのニュシ大統領夫妻も参加しました。
FLNGは、海上に浮かんだ状態で天然ガスを採掘・精製し、これを液化天然ガスLNGに転換して貯蔵するプラントで、陸上プラントに比べて投資額が少なく、環境にやさしいうえ、移動しやすいという長所があります。
世界で4番目に建造された大型FLNGは、「Coral-Sul」と命名され、モザンビークのガス田事業に参加する予定です。
長さ432メートル、幅66メートル、高さ39メートルで、世界で2番目に大きいとされています。
このFLNGは、サムスン重工業がフランスのテクニップと日本のJGCとともにコンソーシアムを構成して2017年6月にイタリアのエネルギー企業のENIから受注した海洋プラントで、韓国ガス公社が10%を出資するモザンビーク第4海上鉱区で2022年から本格的にLNG生産を開始する計画です。
そして、韓国の年間LNG消費量の8.5%に当たる340万トンのLNGを毎年生産することになります。
大統領府青瓦台によりますと、サムスン重工業は現在まで3隻のFLNGを、大宇造船海洋は1隻を建造するなど、現在まで世界の大型FLNG4隻をすべて韓国が手掛けたということです。
青瓦台は、「今回のFLNGの出航は、韓国とモザンビークの造船・プラント分野の実質的な協力強化をはじめ、対アフリカ外交や韓国企業によるモザンビーク北部のガス田進出の機会の拡大などの効果が期待できる」と説明しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >