中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は24日午前0時までに新たに4166人が確認され、累計で42万5065人になりました。 
1日の感染者が4000人を超えたのは初めてです。
重症患者は37人増えて586人で、これまででもっとも多くなりました。
亡くなった人はこれまでで最も多い35人で、合わせて3363人になり、韓国の致死率は0.79%となっています。
新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人は総人口の79.1％で、1回目の接種を終えた人は総人口の82.4％となっています。
また、3回目の追加接種を受けた人は210万2455人となっています。
政府が11月に入ってから「段階的な日常回復」、いわゆる「ウィズコロナ」を実施し、厳しい感染予防措置を大幅に緩和して以降、感染者の増加傾向が続いています。
金富謙（キム・ブギョム）国務総理は24日、新型コロナウイルス中央災害安全対策本部の会議で、「首都圏だけをみると、いつでも非常計画発動を検討しなければならない緊迫した状況だ。疾病管理庁の危機レベル評価で、全国は‘高い’、首都圏は‘非常に高い’レベルであると評価された」としたうえで、「段階的な日常回復が最初の難関にぶつかった」と強調し、感染予防対策の徹底した順守を呼びかけました。