中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は7日午前0時までに新たに4954人が確認されました。 
重症患者は774人と、これまででもっとも多くなりました。
1日の新たな感染者数は、ソウルで2000人を超えるなど、依然として首都圏の感染者が多くなっていますが、釜山（プサン）、忠清南道（チュンチョンナムド）、大邱（テグ）などでも100人以上の感染者が確認され、全国的に広がる傾向を見せています。
新たな変異株の「オミクロン株」の感染者は12人増えて合わせて36人になりました。
なかでも、ソウルの大学周辺でオミクロン株の感染者が3人確認され、急速な拡大が懸念されています。
重症患者は47人増えて、774人と、7日連続で700人台となっています。
新たな重症患者47人は、これまででもっとも多いものです。
全国の重症患者向け病床の使用率は79.2%となっていますが、病床数の少ない首都圏以外では病床がひっ迫しています。
新たな死者は64人で、このうちの61人が60歳以上の高齢者で、40代が1人、50代が1人、10歳未満が1人でした。
新型コロナワクチンの接種を完了した人は、総人口の80%で、3回目の追加接種を終えた人は、総人口の8.3%になっています。