ミャンマーの軍事政権が、アウン・サン・スー・チー氏に対し、懲役刑を言い渡したことについて、韓国外交部は懸念を示し、ミャンマーが速やかに民主主義に復帰することを願うと訴えました。
ミャンマーの首都ネピドーの裁判所は6日、軍に拘束されているスー・チー氏に対して、社会不安を引き起こしたとする罪と去年の総選挙の運動期間中に新型コロナ対策の規定に違反したとする罪で、合わせて禁錮4年の有罪判決を言い渡しました。
これについて、外交部は7日、声明を出し、スー・チー氏に対する判決について深い懸念を示し、「ミャンマーの人道的状況が悪化していることが懸念される。一刻も早くミャンマーが民主主義に復帰することを願う」と述べました。
そして、「市民に対する暴力を止め、スー・チー氏を含め拘束されている人々の解放を求める。引き続きミャンマー情勢を見守る考えだ」と述べました。