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政治

イラン核合意再建のカギとなるか 韓国第1外務次官がウィーンへ

Write: 2022-01-05 12:03:45

イラン核合意再建のカギとなるか 韓国第1外務次官がウィーンへ

Photo : YONHAP News

外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官が、アメリカの制裁によって韓国の銀行に凍結されているイランの資金をめぐってイラン核合意交渉の関係国と協議するため、4日、オーストリアのウィーンに向かいました。
外交部によりますと、崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は、2015年にイランと関係国との間に締結されたイラン核合意の再建に向けて、ウィーンで関係国と協議します。
韓国は、イラン核合意の当事国ではありませんが、イランの海外凍結資産のなかで最大規模とされる、イランから韓国への原油輸出代金およそ70億ドルがアメリカの制裁によって韓国の銀行に凍結されています。
イラン核合意は、2015年にイランとアメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・中国・ロシアの間で結ばれた合意ですが、アメリカのトランプ政権が2018年に合意を破棄したことで効力を失っていて、バイデン政権発足後、合意の再建を目指す交渉が去年4月から断続的に行われています。
外交部の関係者は、「今回の交渉はイラン核合意の再建に向けた正念場とされている。凍結資金問題を解決する機会であると同時に、韓半島非核化に向けても意味を見出せると考えている」と話しています。

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