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国際

コチュジャンの輸出、4年で63%増 BTSも好む「ヒップな食文化」

Write: 2022-01-24 01:49:28Update: 2022-01-24 10:26:57

コチュジャンの輸出、4年で63%増 BTSも好む「ヒップな食文化」

Photo : YONHAP News

K-POPやドラマをはじめとする韓流ブームに後押しされ、唐辛子味噌の「コチュジャン」と韓国味噌の「テンジャン」の輸出が、ここ数年間急増していることがわかりました。
韓国農水産食品流通公社と農林畜産食品部が23日に発表した報告書によりますと、2020年のコチュジャンの輸出額は、前の年に比べて35.2%増加した5093万2000ドルでした。4年前の2016年に比べると62.6%の増加となりました。
2020年のコチュジャンの輸出対象国の割合は、アメリカが26.4%でもっとも多く、次いで中国が17.3%、日本が10.3%、フィリピンが6.0%、カナダは4.3%などでした。
報告書によりますと、韓流ブームに後押しされて韓国の食べ物「K-フード」への関心が高まったということですが、コチュジャンに対する認識は、ほかのK-フードとは異なると分析しました。
海外の消費者の間で、ビビンバやキムチ、高麗ニンジンなどはヘルシーで機能的に優れた食品だという認識がある一方、コチュジャンはBTSなどK-POPスターが好み、オンライン動画配信サービスなどにも登場する「ヒップな食文化コンテンツ」とみているということです。
また、報告書によりますと、2020年のテンジャンの輸出額は、前の年に比べて29.1%増加した1172万ドルでした。4年前に比べると44.8%の増加となりました。
地域別には、コチュジャンと同じく東南アジアへの輸出が伸びましたが、なかでも相対的に割合が低かったシンガポールやタイへの輸出額は、前の年に比べてそれぞれ141.3%、89.5%増えました。
こうした結果について報告書は、2020年にシンガポールとタイでは、新型コロナの拡散防止のため強力な移動制限措置が取られましたが、当時「梨泰院クラス」など韓国の人気ドラマを通じて韓国料理が頻繁に登場し、これが移動制限解除後にK-フードの需要増につながったということです。

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