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国際

中国・ロシアの軍用機がKADIZ進入 日本周辺上空も共同飛行

Write: 2022-05-25 08:51:43Update: 2022-05-25 09:19:57

中国・ロシアの軍用機がKADIZ進入 日本周辺上空も共同飛行

Photo : YONHAP News

韓国軍当局は、中国とロシアの軍用機が24日、独島(トクト)付近の韓国の防空識別圏に進入したと明らかにしました。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、24日午前7時56分ごろ中国の爆撃機「H-6」2機が済州島の南の岩礁、離於島(イオド)の北西126キロの地点から韓国の防空識別圏「KADIZ」に進入したあと、韓半島東の海、東海(トンヘ)へと移動し、午前9時33分にKADIZの外へ出たということです。
この中国爆撃機2機は、その後、午前9時58分に東海の北でロシアの爆撃機2機、戦闘機2機と合流し、午前10時15分ごろにKADIZを出ました。
さらに、午後3時40分ごろには、KADIZの外側で中国とロシアの軍用機6機が再び確認されたということです。
合同参謀本部によりますと、両国の軍用機がKADIZに進入する前から空軍の戦闘機を投入して不測の事態に備えかしたが、領空侵犯はありませんでした。
一方、日本の防衛省もこの日、中国とロシアの軍用機が日本周辺の上空を共同飛行したのが確認したと明らかにしました。
航空自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進して警戒・監視に当たりましたが、領空侵犯はなかったということです。
一方、ロシアと中国の国防省は、両国の空軍が24日、東海や東シナ海の上空で、合同パトロールを行ったと発表しました。
この日、東京では日・米とオーストラリアとインドの4か国による枠組み「クワッド」首脳会議が開催されており、これに反発した中国とロシアがバイデン大統領の韓国と日本の歴訪が終わる日にあわせて意図的にKADIZに進入し、軍事演習を行ったのではないかという見方も出ています。

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