メニューへ 本文へ
Go Top

国際

米シンクタンク 「豊渓里核実験場で新たな復旧作業」

Write: 2022-06-16 13:21:39Update: 2022-06-16 14:20:29

米シンクタンク 「豊渓里核実験場で新たな復旧作業」

Photo : YONHAP News

北韓北東部の豊渓里(プンゲリ)核実験場で、7回目の核実験に使うとみられている坑道のほか、新たな坑道の復旧作業も行われていることが確認されました。 
アメリカのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が現地時間の15日、発表した報告書によりますと、前日撮影された衛星写真から、豊渓里核実験場の第4坑道の入り口付近で、新たに復旧作業が確認されたということです。
またこれまでおよそ4か月間、復旧作業が行われてきたとみられる第3坑道については、「作業が完了した。7回目の核実験の準備ができている」としました。
これについて戦略国際問題研究所は、「北韓が2018年に爆破し、『無効化』した核実験場の坑道や施設を、将来の実験のために再び使えるようにする努力とみられる」と説明しました。
北韓は米朝間、南北間の首脳会談を控えた2018年5月、核実験やICBM=大陸間弾道ミサイルのモラトリアムを宣言し、核実験場の坑道や施設を爆破していました。
ただ、北韓は当時、坑道の入り口だけ爆破していて、内部まですべて破壊したかは確認されていません。
豊渓里核実験場には合わせて4つの坑道があり、第1坑道では2006年の1回目の核実験が、第2坑道で2回目から6回目までの核実験がそれぞれ行われましたが、これまで第3坑道と第4坑道では核実験が行われていません。
一方、韓国合同参謀本部は16日、「関連施設と活動を追跡、監視している」としたうえで、韓米の情報当局が緊密に連携し、準備態勢を維持していると強調しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >