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サイエンス

韓国初の月探査衛星「タヌリ」 打ち上げ成功の模様

Write: 2022-08-05 08:42:25Update: 2022-08-05 14:43:09

韓国初の月探査衛星「タヌリ」 打ち上げ成功の模様

Photo : YONHAP News

韓国初の月探査衛星「タヌリ」が、韓国時間の5日午前8時8分、アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられました。
タヌリは当初、3日午前に打ち上げられる予定でしたが、打ち上げを代行するアメリカの民間宇宙企業「スペースX」が、タヌリを載せるロケット「ファルコン9」の点検のなかで追加の作業が必要な部分が見つかったとして、打ち上げの日程を5日に延期しました。
「ファルコン9」は打ち上げから40分後、地球の上空1656キロの地点でタヌリを分離します。
打ち上げから1時間後にタヌリと地上局との最初の交信が行われる予定です。
目標の軌道への投入が成功したかどうかは5日午後1時過ぎにわかるものとみられます、
順調に推移すれば「タヌリ」はいったん地球から150万キロほどまで離れ、地球と月の重力を利用する方式で12月に月の軌道に投入される予定です。  
2016年から2367億ウォンを投じて独自開発されたタヌリには、国内で開発された高解像度カメラ5種類とNASA=アメリカ航空宇宙局が開発した探査船の着陸に必要な装置「シャドーカム」など6種類の装置が載せられています。
タヌリが無事、月の軌道に投入されれば、韓国はロシアやアメリカ、日本、EU=ヨーロッパ連合、中国、インドに次いで世界7番目の月探査国となります。

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