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政治

尹大統領「韓日関係の早期回復と発展」を強調 光復節演説で

Write: 2022-08-15 11:55:15Update: 2022-08-15 16:07:27

尹大統領「韓日関係の早期回復と発展」を強調 光復節演説で

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は15日、日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節」の式典で演説し、1998年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相が合意した「韓日パートナーシップ宣言」を継承し、「韓日関係を早期に回復し、発展させていく」と述べました。
演説のなかで、尹大統領は、日本について、「かつて我々の自由を取り戻すため、政治的な支配から抜け出す対象だった日本は、今や世界市民の自由を脅かす挑戦に立ち向かい、共に力を合わせていかなければならない隣国だ」と指摘しました。
そのうえで、「韓日関係が普遍的な価値を基盤に両国の未来と時代的な使命に向かって進むなら、歴史問題もきちんと解決できる」と強調し、1998年の日韓パートナーシップ宣言の継承を改めて掲げ、「両国の政府や国民が互いに尊重し、経済や安全保障、社会、文化にわたる幅広い協力を通じて国際社会の平和と繁栄に共に寄与しなければならない」と述べました。
北韓の非核化については、韓半島と北東アジア、世界の持続可能な平和に欠かせないと指摘し、「北韓が核開発を中断して実質的な非核化に転じるなら、その段階に合わせて北韓の経済や住民の暮らしを画期的に改善できる大胆な構想を提案する」とし、食糧支援や発電などのインフラ、農業、医療、金融など多方面に及ぶ支援策を提示しました。
尹大統領はまた、今後の国政運営において、社会的弱者や低所得者のための政策を展開していく考えを示しました。
今回の演説での最大のキーワードは「自由」で、33回も登場しています。
尹大統領は、「日本の植民地時代の独立運動は、国民が主人である民主共和国、自由と人権、法治が尊重される国をつくるためのものだった。自由という価値にもとづく独立運動の精神を、世界の市民の自由を守り、拡大することで継承・発展させなければならない」と強調しました。

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