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サイエンス

月探査衛星「タヌリ」 2回目の軌道修正へ

Write: 2022-09-02 09:16:12Update: 2022-09-02 10:40:09

月探査衛星「タヌリ」 2回目の軌道修正へ

Photo : YONHAP News

先月5日に打ち上げられた韓国初の月探査衛星「タヌリ」の2回目の軌道修正が、2日、行われます。
科学技術情報通信部によりますと、太陽に向けて飛行している「タヌリ」が2日、ラグランジュ点に接近する前に2回目の軌道修正を行うということです。
ラグランジュ点は、地球から150万キロあまり離れた地点で、太陽と地球との重力の均衡点として知られています。
今回の軌道の修正は、先月7日に次いで2回目で、月への航行で重要な局面とされます。
軌道修正の指示は、2日午前10時に地上から「タヌリ」に送られ、午後2時に自動で軌道修正が行われます。
この指示が届いたかどうかは、30分から1時間後に確認でき、軌道が計画通り修正されたかは、48時間後に確認できるということです。
一方、科学情報通信部はタヌリが地球からそれぞれ124万キロと130万キロ離れた地点で撮影して送ってきた、地球と月が一緒に写っている写真2枚を公開しました。
これは韓国が初めて地球の重力圏外で撮影した写真となります。
タヌリは韓国時間でことしの12月17日、月周回軌道に入り、大晦日31日に月の上空100キロに安着することになっています。
続いて来年2月からはミッション遂行に入り、宇宙インターネット技術の検証を行う予定です。

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