10月3日は、建国記念日にあたる「開天節」で国民の祝日です。建国第4354周年にあたる開天節の記念式典がソウル政府庁舎で開かれました。
式典には、韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理ら政府関係者、各界の代表、韓国駐在の各国外交団、市民など150人あまりが出席しました。
韓(ハン)国務総理は式典で祝辞を述べ、「多くの人にとって有益な社会を目指すという韓国の建国理念にもとづき、新しい時代を開いていかなければならない」と訴えました。
韓国務総理はまた、国際社会との連帯、経済のさらなる飛躍、それに共生を国民への約束としてあげ、「大韓民国は、連帯と共生の精神にもとづき、再び飛躍する」と強調しました。
そのうえで、「民間がけん引し、政府が後押しするダイナミックな経済体制によって韓国経済の体質を根本的に改善しなければならない」と指摘し、共生を実現するために「財政健全性を強化し、確保された財政によって社会的弱者を厚く保護する」と述べました。