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国際

半導体設備最大手ASML 韓国に2400億ウォン投資へ

Write: 2022-11-16 10:23:56Update: 2022-11-16 10:28:30

半導体製造設備を独占するオランダのASMLは、韓国に2400億ウォンを投資する計画です。 
 
ASMLのベニンク最高経営責任者(CEO)は15日、ソウルで記者会見を開き、京畿道(キョンギド)華城(ファソン)市に建設する、半導体製造設備をメンテナンスするための再製造センターに関する投資計画について説明しました。
 
ベニンク氏によりますと、この施設に対し、今後5年間で2400億ウォンが投じられるほか、今後10年間で韓国国内で1400人以上を新たに雇用する計画だということです。
 
ASMLは、半導体製造に欠かせない極端紫外線(EUV)露光設備を、事実上、独占していて、売り上げのおよそ30%は韓国との取り引きによるものです。
 
ことし6月、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長がヨーロッパに行った際の主要な日程にも、ASMLの経営陣との面談が含まれていました。また、16日に華城市で行われる着工式に参加するため来韓したベニンク氏も、韓国滞在中に李会長と面談し、協力策などを議論する予定だということです。
 
一方、アメリカが先月、中国企業への半導体製造設備の輸出制限を発表したことで、中国で半導体を製造している企業が中国から部分的に撤退している状況で、ASMLの投資先として、中国の代わりにの韓国が浮上しているという分析が出ています。
 
専門家らは、ASMLの施設が完成すれば、国内の半導体メーカーの中核設備のメンテナンスがしやすくなるため、半導体産業の競争力が高まると期待しています。

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